新宮禅寺の森
雨で落ちた紅葉と水分を含んだ苔が、足元を鮮やかに彩っていました。
お寺を散策した後は、ぜひ当店へお越し頂き、色付き始めたイチョウと紅葉の美しいグラデーションを眺めながら特別な時間をお過ごし下さい。
0966-38-0358
影向。
ようごうと読みます。
仏や神が時に応じて、仮の姿をとって現れること。
日本人はその仮の姿を、自然に求めました。
森や石や木や川や海・・・・
その代表格が風です。
また神仏があらわらることを「おとづれ」とも言います。
元々は「音連れ」と綴るそうです。
耳を澄ませください。
風、鳥、虫・・・・様々なおとづれが聴こえます。
気が枯れる状態を、気枯れ(けがれ)と言います。
コロナ禍で、気枯れた人が増え続けていますが、
自然に接することで、枯れた気を充填することができます。
コロナが終息した際には、
是非とも人吉球磨のたくさんの影向を、おとづれを、
感じてください。
新宮禅寺の影向。
戦国時代に作られた六観音像は、風水拠点として三日月城の地門(
聖観音(しょうかんのん)は、他の観音に姿を変える(変化)
基本の像。苦難除去のご利益があると言われています。
観音様は音の無き音を聞いてくださる、心の声を聞いてくださる
から観音と言います。
コロナが一刻も早く終息できますように。
先日出会った刹那。
※刹那とは仏教用語で、これ以上分解できない時間のこと。
球磨郡あさぎり町。
当店から10分ほどの町。
禅語に「陰陽不到の処、一片の好風光」という言葉があります。
一片とは、切れ間なく広々とした様子のこと。
風光とは、素晴らしい景色のこと。
陰と陽を相比べることなく、どちらにも偏ることがなければ、
すばらしい景色となるという意味だそうです。
何かを選択しながら生きていく。
右か左か。
選択しなければ進まない、そう生きていけいない。
でも選択しなければ楽なんだろうとは思う。
でも生きていかねばならない、頑張らないといけない。
選択しなければならない。
では選択の基準は何なのか?
何を基準に選べばハッピーエンドになるのだろう?
この地域は、そんな苦しみを忘れさせてくれる
刹那を見せてくれます。