春来草自生「はるきたらばくさおのずからしょうず」
1月の禅語
禅の教えや考え方が短い言葉に凝縮したもの。それが「禅語」です。
長い歴史の中で禅僧たちは修行を重ねながら「人はどうあるべきか?」と日々自問し、よりよく生きていくための道しるべを探し続けてきました。そして、さまざまな”気づき”と出会いそれらは「禅語」という形になって、永永と伝えられてきました。
球磨禅心生活(クマゼンスタイル)おすすめの「禅語」をご紹介していきます。皆様の生活に潤いを与える一助となりますように・・・
春来草自生 「はるきたらばくさおのずからしょうず」
春が訪れると自然と草花が芽生えてきます。それはつまり、「人間の計らいとは関係なしに全てのものは然るべきようにある。」ということです。やまない雨はないというように、どんな悲しみや苦しみも永遠には続きません。春を待つ草花のように、穏やかな気持ちで時が過ぎるのを待つこともまた必要です。当店の梅の花もまもなく開き始めます。