新茶の季節 「球磨禅心抹茶」
熊本県初本格的抹茶 もうすぐ摘み採り。
今年も、相良村の信國製茶さんでは、もうすぐ抹茶の摘み採りが始まります。今年も順調に育っています。当店が信國さんと抹茶の開発に成功して3年目になります。なにせ甜茶製造は熊本県初の試み。試行錯誤しながらの開発でした。ようやく安定し、今年は生産量も増やします。ですが、家族経営されており大規模は無理なので、年間10kgほどしかありません。
人吉球磨はお茶どころです。熊本県最大のお茶の産地です。禅とお茶は関係が深いです。九州南部(熊本県、鹿児島県、宮崎県)において唯一日本三大禅宗が存在する人吉球磨地域。
熊本県には過去にも現在でも抹茶は存在しています。ただ、栽培から碾茶づくりまで一貫して生産しているところはどこにもいませんでした。
特に難しいのは碾茶です。
ざっくりというと蒸した生茶葉を揉まずに乾燥させる過程を経た茶葉を碾茶と言います。
この難しいプロジェクトを引き受けてくれたのは相良村の信國製茶さんの若き後継者・信國晋太郎さんでした。当店オリジナル商品 球磨禅心茶 昼心憩茶(ほうじ茶)でも参加してくれています。
今世界中で抹茶ブームです。様々な抹茶があります。
当店の抹茶は、苦味と野性味そしてほんのり甘さが共存する、深い、深い味わいです。
それは、秘境人吉球磨ならではの味。
日本三代禅宗が九州南部で唯一存在する地域ならではの味、つまり、仏性ー本来の無垢な自分を表現してくれています。