百花為誰開 (ひゃっかだれがためにさく)

禅に触れる(禅体験)

百花為誰開 (ひゃっかだれがためにさく)

禅に最適な人吉・球磨

今日出会った刹那。

※刹那とは仏教用語で、これ以上分解できない時間のこと

 

当店の隅で咲いている山茶花(さざんか)。

 

冬の寒さに耐えるように懸命に咲いていました。

 

 

誰のためにその美しさを誇示しているのだろう?

 

 

いや、誰のためでもなく、ましては誇示しているわけでもなく、

ただ、自然の摂理で咲いているだけ。

その無意が人々を惹きつける。

 

我々はその無意を「美しい」と感じるのでしょうか。